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Kungsleden#11 day6

4/25/2015


今回はKungsleden day6。
アレスヤーレ小屋から予定していたルートを変更してヴィスタス小屋に来た私たち。
日程に余裕がありありだったので、ヴィスタス小屋では連泊することにしてました。
な・の・に!!
翌朝、光り輝く青空を見て
「今日は先に進まないともったいないて天気だね。」
と隣でポ・ツ・リ。

私には
「天気がこんなにいいんだから連泊せずに先に進もうよ~!」
と聞こえましたけどね。

もちろん却下!
日程に余裕があるんだからゆっくりしようよ。
今日は絶対にここにいるもん!いろいろ言うのも面倒くさいから聞こえなかったことにして朝食の準備に取り掛かろう!

すると外から「ムシャ!ムシャ!」と聞いたことのない音が・・・・
それと同時にカメラを持った小屋番さんが飛び出していきました!!

何事??

ぽかぁんとしていると隣の部屋に泊まっていた女性が
「#$%&+*#$%&アニマル#$%&+*#$%&」
と声をかけてきました。

相槌を打って聞いてはいましたが、さっぱりわけわかめ。
唯一聞き取れたのが「アニマル」
動物がどうしたのさ??
窓越しに外の茂みを指さしていたので、窓に近づいてくと
「ムシャ!ムシャ!ムシャ!

とさっきの音が大きくなってきました。

ついに、音の主を発見!
Elk


「野生のトナカイだぁ~~~~!!!
トナカイってヒゲがあるんだ~~~~!!!
これがサンタと一緒にいるトナカイなんだ~~~!!!」
とテンションアップ。

熱い視線を送っていると徐々にこちらの方へ。
なんと窓を開けたらチューできるんじゃないかという距離までやってきてくれました。
もちろんチューはしてませんよ。
だって近くで見るとあまり可愛くないっていうか怖いんだもん・・・

!!ここで注意!!
本当はトナカイではなくムース(ヘラジカ)だったらしいです。
まぁ私にとってどちらでもいいのです。
野生の動物に会えたことに違いはありません。

話を戻しましょう。
どうせなら外でも見てみようと小屋の外に出ると小屋番さんは興奮気味にシャッターを切り続けています。
もしかしてこんなに近くで見れるのは珍しいのかも・・・
ラッキー!!
ひたすら草を食し20分ほどで山奥へ消えていきました。

きっと私に会いに来てくれたんだ!!
うん、そうに違いない!!
私に会いに来てくれてありがとう~♪
Elk

ムースの見事な食べっぷりを見て私たちのお腹もペッコペコ!
ヒゲメガネはムースに負けない食べっぷりでフルーツグラノーラをかきこみ、あっという間に身支度を済ませ小屋番さんおススメスポットに向けて出発してしまいました。

さぁ、私はどうしよう?
1人で遠出は怖いし・・・
それならこの辺りを散歩することにしよう。

非常食と水筒、雨具だけを持ち、いざ出発!

昨晩息を呑むような夕焼けを見た橋を渡り、キャンプ場を突っ切り、ゆっくりのんびりナロ(Nalo)へつながる道を歩みました。
このフィヨルドどこまで続くんだろう…


この景色を独り占め~。
山の上の氷河を撮りたかったのに撮れませんでした…
大きい山の上にかき氷にしたら美味しそうな氷河がありました!


小屋を出て15分。
ちょうどいい岩場を発見!
ここでブレイクタイム。
休憩には早すぎじゃないかって?
小さいことは気にしな~い。
もしかしたら朝のムースがまた会いにきてくれるかもしれないしね。 


10分経過・・・

20分・・・30分経過・・・

おかしいな・・・

1時間経過・・・

あのムース君私の魅力に取りつかれたはずなのに・・・

なぜ来ない・・・


そうこうしていると遠くの空には灰色の雲…
まだムースに会えてませんが、雨が降っては大変なので本日の散策はこれにて終了。


来た道をゆっくり戻り、無事に小屋に到着。
ヒゲメガネはまだ戻ってきていなかったので、外のベンチでヒゲメガネ&ムースを待つことにしました。

風が心地よく、ぼーっとしていたらあっという間に2時間以上経過していました。

15時頃に手に何かを持ったヒゲメガネが戻ってきました。
あとはムースだけ・・・
二人で待ち続けましたが、結局会いに来てくれませんでした・・・
きっと私の魅力に恐れをなしたのでしょう。

冗談はさておき、本日の二人の散策は終了です。
私はほとんどぼーっとしていた一日でしたが、本当に贅沢で幸せな時間でした。
こういう過ごし方を日本の山小屋でもやりたいな~♪

ヒゲメガネはどうしてたかって?
それは次回のお楽しみ!





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