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ザ☆オールマイティー。Houdini "Tag Along Jacket"

8/24/2015

妻につられて、
自分も愛用品を紹介です。
ウィンドシェルとかウィンドジャケットと呼ばれる代物ですね。


扱いとしてはアウターレイヤーでいいのかな?
機能としてはいたってシンプル。
風が通らないけど、雨には強くない。でも、軽いジャケットです。

こんな話を聞いた昔の自分は。。。
山では雨具持ってるから、そんな中途半端なもんいらないんじゃないかと思っておりました。

でも、今はコイツを手放せません。必ず持っていきます。
 ウィンドジャケットの一般論なのかわかりませんが、
雨具より絶対的に優れているものがあります。
それは透湿性です。着てても蒸れづらいんです!(eVent着ている自分でも明らかに差を感じます。)

ありませんか?
「ちょっと寒いからと雨具羽織ってみたら、汗かいた。ゆえに脱いだ。ハイ、冷えた。」
なんてこと。

特に海外のトレイルはもともと1日の寒暖差が激しく、しかも吹きさらしのような場所が多く、
汗が冷やされ体力が奪われやすいです。
妻はEifelsteigでもろにその洗礼を浴びていました。

なんかいいもんないかと思ってた時に、思い出したのがウィンドジャケットの存在です。
そして、王様の散歩道へむかう前、
ストックホルムのフーディニ本店で出会ったこのTag Along Jacketの着心地にホレて衝動買い。
そして、1週間行動中はほぼずっとお世話になりました。

まずは妻をまねてグラフを。

デザイン性:5
Houdiniは他のブランドではあまりみない色使いがステキですね。
ちょっとくすんだような色をいつも持ってくるんですが、自分にはホントツボなのです。
これはRowan Red/ローワンレッドというそうです。あるようでない色ですね。
あとは、軽量化のためでしょうが、ポケットは胸ポケットひとつのみです。
まぁ目的がはっきりしているジャケットですから、重くなるくらいならないほうがいいと思います。

防水性:1
まぁ、0ではないです。少しぱらつくぐらいなら、とにかく乾きが早いので雨具に変えなくても良いと思えます。ただ、過信は禁物。

透湿性:5
かなりイケていると思います。もちろん、インナー次第でしょうが。。。
汗はどんどん抜けていきます。
Aero Ripstop、Liquid SkinといったHoudiniの速乾性生地が効いてます。
あと、ここが自分的にはポイントですが、汗ばんでもまったくべたつきません。サラサラ。
これはHoudiniの商品全般でいえることですが、着心地最高!

防風性:5
軽量ウィンドジャケットとしては最高レベルの性能だと思います。
必要不要は個人の使い方だと思いますが、フードも裾もドローコードで調整できますし、
サムホールがあるため袖がバタつくこともないです。ここが他社との違いでしょうか?
まぁ、そのぶん少し重量はかさみますね。


保温性:2
まあ、風を防ぐことで汗冷えを起こさせないことが目的なペラペラなジャケットです。
フリースやいわゆるソフトシェルのような保温効果はもちろんないですよ。
あと、長袖のシェルですからTシャツだけでも暑いような、ピーカンの無風時に着ても暑いだけです。
あくまで、運動中の汗冷えを防いだり、停滞時に体を冷やさないためのアイテムです。

動きやすさ:5
まず改めて推しますが、べたつかないので動きを妨げない。
生地そのものは少し伸縮性があるくらいんなのですが、クライミングメーカーらしいカッティング技術でまったく動きを妨げない作りになっています。
 また、サムホールだけ伸縮性が非常に高い生地になっており、指通しが快適です。


軽量性:3
せめて4ポイントつけたいのが本音ですが、ここはあくまでフェアに。
現在、100gを切るモデルもある中で150gは今はせいぜい並でしょう。
最高の着心地とフード&ドローコード&サムホールがあるという点を重さと天秤にかけるしかないですね。

山向き度:5
ばりばり山向きです。この着心地と耐風性能は山や岩場でこそ発揮できるものだと思います。

その他
こういったジャケットではもはや一般的でもありますが、胸ポケットにたたんでしまうことが出来ます。サイズは17x12x6cmといったとこですね。



さて、まぁレビュー的なものはここまでですが、
一般にウィンドジャケットと言えば、Patagoniaのフーディニジャケットとという銘品がありますね。
ここを基準に自分の望む機能、望まない機能を見て選ぶのが良い気がします。
個人的な印象になりますが、HoudiniのTag along jacketはPatagoniaのフーディニジャケットに比べて透湿性、着心地では一歩まさる印象です。そして、サムホールにより耐風性を強化しているところが差といえるでしょう。ただその分、30g重くなると。

一方で究極軽量の雄はmontbellのEXライト ウインド ジャケット45gでしょう!
もちろん軽くなるってことはある程度、機能を削除した結果ですが、
防風性を45gを確立したのはすごい。そのうち欲しい品でもあります。


このTag along jacketが個人的に優れていると思う点をまとめると。。。
 『少し寒いかもと思えたり、からだを冷やしたくないという状況に
ほぼ確実に不快感なく対応できるオールマイティーな1枚。』
(あ、もちろん本格的な雨はダメですけどね。)
王様の散歩道では雨が降っているとき以外は常にコレを着ていれば
汗冷えせず、蒸されもせず快適そのものでしたので朝から晩まできておりました。
ちなみに現在、日常生活でも大活躍中!!


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