, , , ,

Kungsleden#6 day0-day2

1/29/2015



さて今回からは王様の散歩道(Kungsleden)の実際の体験記を。

まず、私たちのコースをおさらいすると、
0泊目:Stockholm - Abisko
1~2泊目:Abisko - Nissonjohkaキャンプ場(スタートから4.5km地点)
3泊目:Abiskojaure小屋からさらに進み国立公園を出てしばらく歩いたところでWildキャンプ
4泊目:Alesjaure小屋
5~6泊目:Visstass小屋
7泊目:Vistass小屋とNikkaluokta小屋の中間でWildキャンプ
8泊目:Nikkaluokta小屋のキャンプ場でキャンプ
となります。で、今回は0~2泊目までを紹介です。

2014年8月某日。
朝7時過ぎのデュッセルドルフ発の飛行機に飛び乗り、約2時間後スウェーデンのアーランダ国際空港に到着。
空港からARLANDA EXPRESSに乗り込み20分でストックホルム中央駅へ(片道260SEK)。
ちなみにバスだと所要時間は40分で片道99SEKです。

中央駅に到着後、列車の出発時刻まで時間があったので駅の地下にあるコインロッカーに荷物を預けて、街の観光にでかけました。
念のため情報ですが、ロッカーは駅の地下一階に数も大きさもいっぱいあります。
ロッカーの支払いはおそらくカードのみですので、
4桁の暗証番号を忘れている方は出国前に確認することを忘れずに!!
(まぁとにかくカード社会なのですよ、ヨーロッパは。)

夕方になりホームで列車を待っていると黒のかっこいい夜行列車が到着!!
電車に興味がない私ですが、ちょっとテンションアップ♪
早速予約した車両に乗るとなぜか椅子がたくさん並んでいます。
「夜行列車=寝台列車」と思っていたので私は???
ひとまずいったん外に出てもう一度車両の確認。。。間違っていない。。。
ちょ、ちょっとヒゲメガネくん、、、これはさ、、、どういうことなのさ、、?

とにかく予約した席まで行くとなんと向かい合せの4人席!!
ベッドがない上に知らない人と向かい合せなんて・・・と思っていたら
お向かいさん登場。
きっとしばらく洗ってないドレッドヘアが芳しく、髭までステキな三つ編みをされている
ファンキーすぎるマッチョメン!x2!
入れ墨メン!メンメンメン!
アハッ☆、もう素敵すぎる旅がはじまったんだなw
もうサンタさんまで夏スタイルできてくれるなんて♪
(恐いよー、ぜったい揉めたらヒゲメガネ勝てないよー、ちょっと臭うよー)

この席で18時間以上も耐えられるのか不安になり、
これからの事も考えてどっと疲れが出てしまい、テンションは急降下しましたが、
結果的に22時くらいから翌朝6時過ぎまで爆睡してました(笑)
(ヒゲメガネは寝れなかったそうで、シートの横の電源使ってiphoneでゲームばっかしてました。)


みなさん!!夜行列車を予約する際はお気を付けくださいね♪
(参考:夜行列車の予約方法はこちらの記事を。)

あ、補足です。真夏のマッチョサンタx2は話したら普通の人でしたよw
あと、列車内のお菓子や食べ物はめっちゃ高いです!

そんなこんなでアビスコツーリスト(Abisko Turiststation)に到着(翌12:53)
下車する駅はアビスコオストラではないのでご注意を!
アビスコツーリストセンターで燃料用アルコールと記念のワッペンを購入して
準備をすすめつつテンションアップ。
(ここでは、アウトドアウェア・キャンプ用品・食料・アイスクリームなども売られています。)

13:15 王様の散歩道に記念すべき一歩を!
Go

予定ではアビスコヤーレ小屋(Abiskojaure)までの14.5km、コースタイムの5時間の道のりです。 
川沿いを歩いていくので、ちょっと上高地に似ています。
道は整備されておりほぼ平地なので歩き易い道でしたが、私は前日からの疲れでペースがつかめずにいました。
「休みたいけど早く小屋に着いてゆっくりしたいなぁ。。。」
なんかダメダメな予感です。
Abiskojakka

王様の散歩道をはじめスウェーデンでは国立公園内では指定の場所以外のキャンプは禁止されています。逆に国立公園以外ではどこでもキャンプ可というキャンパーの楽園でもあります。
まぁ、とにかくアビスコヤーレ小屋まで頑張らなくては・・・
flower

その後もとにかくダメダメ。。。どんどんつらくなる。。
これはいったん戻るべきかなんて考えていたら、歩き始めて1時間半でキャンプ場の看板を発見!

「うん、今日の寝床はここで決まりだな!!」

ヒゲメガネからは今後の天候の事などを考え頑張ってアレスヤーレ小屋まで行くことを勧められましたが断固拒否。。ホント無理・・・なんかヘンだから・・
というわけで、予定を変更してスタート地点から4.5kmのNissonjohkaキャンプ場でこの日はキャンプすることに決まりました。

その後、テントを設営して夕飯の準備へ。
ここで問題発生!
食料を入れたスタッフザックを開けるとヌルヌル&異臭が・・・
なんとジプロックを2重にして持ってきた魚のオイル漬けの袋が開いてました。

さぁ、想像してください。ヌルヌルとした油まみれの食材たちを。。。。
もっと想像してください。魚臭いクスクスやコーヒー粉を。。。
もう、絶望してください。あと1週間以上このままだと。。。

ヒゲメガネのマットまで魚臭くなってました。この魚臭すぎる油はぜんぜんとれず、
このあともトレイル中テント内は魚を感じられましたw
まぁ、なんですかね。。。とにかく油ものを持って行く際はお気を付けください!!
飛行機の気圧変化は魔物です。

この日は食欲もなかったのでドライフルーツを少し食べ、早めに就寝。
camp in woods

翌朝、目覚めると咳とこれでもかというほどの倦怠感、、、
まさしく最悪という言葉がふさわしい体調。。
前日のダメダメな私はもっとダメダメに。。。
今後のプランを考えると10km先のアビスヤーレ小屋には行っておきたい。。。
でも動きたくない。てか動けない。。。
ヒゲメガネと相談というか、私のワガママを押し通してもう1泊ここでキャンプをすることにしました。
今回ばかりはヒゲメガネにありがとうと言いたい。
午前中は鳥の鳴き声や川のせせらぎを聞きながらテント内でずっとゴロゴロ。
昼食後は、川沿いで景色を楽しみのんびりと贅沢な時間を過ごしお昼寝タイムへ!
こんなカンジで一日過ごしたら、咳と倦怠感はなくなってきました。
でも、食欲はダメ・・結局この日もご飯は少しだけで早めに寝床につきました。
Abiskojakka


☆さてここでKungsledenお役立ち情報☆ (2015年2月2日追記)

(Abisko STFホテル)
ベッド数:約300個 
キャンプ場・サウナ・レストラン・お店・コインランドリーあり
詳しくはこちら

(Nissonjahkaキャンプ場)
水場・トイレ・炊事場・ゴミ箱あり


↓ランキング参加中!応援お願いします!

image

You Might Also Like

0 コメント