少し日は空きましたが、2013年12月15日にEtappe.2：RotgenからMonschauまでの17.1km、コースタイムで4.5時間に行ってきました。

Aachenからのアクセスはバス停(Bushof)より66番(SB63も可)バスに乗ってRotgen postで下車。(45分くらい)

Aachen周辺のバス情報はこちら（残念ながらドイツ語のみです）




今回の高低表です。(公式ホームページより)




さてさて、なぜこんな真冬に歩くことになったかと言えば、ズバリあの世界的にも有名なドイツのクリスマスマーケットのついでなんです。実は次の目的地であるMonshauのクリスマスマーケットは前回のEtappe.1でお会いしたおじさんが絶賛していたので、必ずやクリスマスシーズンにMonschauに行こうと思っていたのです。
その結果。。。どんより曇った寒空の下Eifelsteig　Etappe.2を経てMonschauを目指したわけですよ。
まぁ、私はこの日ばかりは最初からトレイルのことよりもクリスマスマーケットでのホットドック&ホットワインのことばかり考えてましたけどね！
小雨の降る中、前回のゴール地点Rotgenからスタートです。今回は渡独前に購入したままだった冬の登山靴をおろしてみました。この靴のおかげで暑がり&寒がりの私でも足はぽかぽかでしたが、夏靴に比べるとだいぶ重く、正直温かいを越えて暑苦しいレベルでした。
靴のチョイスは失敗でしたが、もちろん替えを持ってるわけはないのでそのまま少し歩くとドイツとベルギーの国境があり、さらに朝靄の中を歩き続けるとベルリン王国の看板発見！

（朝はこんな天気でした。ヨーロッパの冬っぽいかも？）



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そういえばドイツとベルギーではEifelsteigの目印が違いました。（左：ドイツ、右：ベルギー）

　

ここはベルギーのVenn自然公園の一部です。約3.5ｋｍの1本道をひたすら進みました。冬なので枯草でしたが、きっと春には新しい命が芽生え緑がきれいなんだろうなと想像したり妄想したりしていました。



トレイルの途中に礼拝堂？らしき簡素な建物があり中にはマリア像が置かれていたので、とりあえず二人はお祈りしてみました。ここを出発するころには雨もやみ空が少し明るくなってきました。



お目目がキュートの馬の脇を通り、しばらく進むと遠くからクリスマスソングが聞こえてきました。このころにはだいぶ喉が渇いていましたが、この後のホットワインを美味しくいただくために水分制限をして歩き続けEifelの真珠と呼ばれる町Monshauに到着しました。(笑)（マネしちゃダメダメ。）



街中のEifelsteigの目印に沿って丘を登るとお城が見えてきました。ここのお城はホテルになってるようでした。私も一度はお城のホテルに泊まってみたいとヒゲメガネに聞こえる大きな独り言を言いましたが反応なし！！←聞いていないふり？！



お城の脇から高台へ出ると町が一望できました。メルヘンな街並みが私を包みこみ、心地よい倦怠感が達成感へとかわってゆくのを感じました。



石造りの階段を経て城壁を越え中心街へ入ってゆくと、街は観光客で賑わっていました。街中に張り巡らされた水路にかかる石橋から眺めると、水の流れに沿って統一感のある木組みの家が連なっておりまるでおとぎ話の中にいるようでした。



橋を渡りきるとパン屋さんがありショーウィンドウはクリスマス一色でした。広場には出店がいっぱいでており、甘い香りに溢れてました。あぁ、もう、喉は乾きっぱなしですって！さぁ、おばさん！はやく私にホットワインとホットドックを！

「〇?です。」・「おう！釣りはいらねぇーぜ！」（ピッタシ）

ガブガブ♪んまぁーー！！

ごくごくプハァーー！！

生きてるって最高！Ich lebe Monschau！（I Love　Monschau！）

どれもとても美味しかったですが、運動後はやはりビールのほうが飲みやすいような…とか言いつつもホットワインはおかわりしちゃいました。

残念ながら日本のガイドブックにはMonschauの紹介はほとんどされていませんがヨーロッパではかなり人気のある観光地です(日本で言う箱根みたいな？)。あと、Monschauはマスタードが有名でクリスマスマーケットの屋台でも約15種類のマスタードが売られていました。是非Monschauに行った際はチェックしてみてください。



クリスマスソングが演奏されていました。よろしければご覧ください。




flickrで地図みれます。